日本健康科学学会シンポジウムのご案内
『健康食品の安全性評価の方法論の現状と今後の展開』
この度、 日本健康科学学会では、 健康維持・増進のための公開シンポジウム 『健康食品の安全性評価の方法論の現状と今後の展開』、 を下記のように開催いたします。
いわゆる健康食品の情報はテレビ、雑誌等により提供されていますが、科学的根拠、安全性等の情報は不十分であり、不適切な表示や摂取方法等により健康を損なう恐れもあります。現に品質、広告等に対して国民生活センターへの苦情件数も年々増加しています。特に、ダイエット健康食品による健康被害なども生じてきています。
そこで、グローバルスタンダードの視点から健康食品を理解し、その適切な使用により、健康増進に寄与する社会環境づくりをめざして、健康食品の安全性評価の方法論の現状と今後の展開に関するシンポジウムを開催し、健康食品についての最新の研究動向等を分り易く青少年や社会人に普及することを目的としています。
教育講演 『健康食品の安全性の評価の方法論−食品安全対策におけるリスクアナリシスの実際−』を行います。
教育講演を踏まえて、 シンポジウム 『健康食品の安全性評価の方法論の現状と今後の展開』 は、 健康食品の現状と課題および評価方法、健康食品の安全性の基準に関する提言、健康食品の安全性評価の具体例−コエンザイムQ10の場合−、諸外国における栄養表示と健康強調表示、諸外国における食品のGMP、東京都における健康食品の安全確保に向けた取組−「健康食品を安全に利用するポイント」の普及に向けて−、について発表および討議いただきます。
プログラムをご参照の上、是非ともご参加下さいますようお願い申し上げます。
日時: 平成 19年1月27日(土) 13:10〜17:00 (受付開始 12:40)
場所:東京医科大学病院 臨床講堂 6階 (椅子席320名)
(案内図) 営団地下鉄丸ノ内線「西新宿駅」(東京医大病院前 出口E5番)より徒歩1分
〒160-0023 新宿区西新宿6-7-1
TEL: 03-3342-6111
参加資料代
事前登録 |
当日登録 |
備 考 |
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日本健康科学学会 |
4,000 円 |
5,000 円 |
学会誌(特集号) は事前送付します |
一 般 |
7,000 円 |
8,000 円 |
学会誌(特集号)が付きます |
学 生 |
3,000 円 |
4,000 円 |
学会誌(特集号)が付きます |
当日、『 シンポジウム特集号 』(日本健康科学学会会誌「 Health Sciences」平成18年12月発行予定、 定価 2、000円)を参加者( 一 般、協賛団体会員、学生)に配布します。
シンポジウム特集号は、本学会会員(学生会員を含む)には、事前に郵送されます。当日は配布いたしませんので、ご持参ください。
参加申込方法:
事前登録参加申込書 ダウンロード
*参加申込書等をダウンロードする場合には、Adobe社のAcrobatReaderが必要です。
振込先:
主催:日本健康科学学会(実行委員長:信川益明会長)
協賛: 健康と食品懇話会、食品保健指導士会、東京都病院協会、有限責任中間法人 日本医療情報学会、日本医療福祉設備協会、社団法人日本栄養士会、有限責任中間法人日本救急医学会、有限責任中間法人日本健康・栄養システム学会、財団法人日本健康・栄養食品協会、日本健康食品規格協会、日本公衆衛生学会、社団法人日本作業療法士会、社団法人日本歯科医師会、日本診療情報管理士協会、日本診療録管理学会、社団法人日本病院会、日本プライマリ・ケア学会、日本理学療法士協会、社団法人病院管理研究協会(50音順)
申込先・問合先: 日本健康科学学会シンポジウム事務局
〒164-0001 東京都中野区中野2-2-3 株式会社へるす出版事業部内
TEL: 03-3384-8037、FAX: 03-3380-8627
E-mail: health-sci@herusu-shuppan.co.jp
URL: http://www.hs.ipu.ac.jp/HS/index.html
※参加申込等の詳細は学会誌「Health Sciences vol.22、No.4」(10月発行)でもお知らせしています。
健康維持・増進のための公開シンポジウム
『健康食品の安全性評価の方法論の現状と今後の展開』
○プログラム
12:40 受付開始
13:10 開会挨拶 信川 益明 (日本健康科学学会 会長・シンポジウム組織委員長 ・実行委員長)
13:20〜14:10 教育講演
司会:名和 肇 (日本健康科学学会 副会長)
健康食品の安全性確保の方法論 −食品安全対策におけるリスクアナリシスの実際−
林 裕造 ( (財)日本健康・栄養食品協会 理事長)
14:20〜17:00 シンポジウム
「健康食品の安全性評価の方法論の現状と今後の展開」
司会:信川 益明(日本健康科学学会 会長)
1.健康食品の現状と課題および評価方法
・ 信川 益明 ( 日本健康科学学会 会長)
2.健康食品の 安全性の基準に関する提言
・ 藤井 幹夫 (健康と食品懇話会 企画推進ワーキンググループリーダー)
3.健康食品の安全性評価の具体例−コエンザイムQ10の場合−
・ 福冨 直樹 ( (財)日本健康・栄養食品協会 コエンザイムQ10食品専門部会長)
4.諸外国における栄養表示と健康強調表示
・ 土田 博 ( (財)日本健康・栄養食品協会 特定保健用食品部技術部会長)
5.諸外国における食品のGMP( Good Manufacturing Practice)
・ 大濱 宏文 (日本健康食品規格協会 理事長)
6.東京都における健康食品の安全確保に向けた取組
−「健康食品を安全に利用するポイント」の普及に向けて−
・ 古田 賢二 (東京都福祉保健局健康安全室 副参事)
コメンテーター
・ 林 裕造 ( (財)日本健康・栄養食品協会 理事長)
・ WHOの世界戦略と「健康日本21」
・ 浜野弘昭 (ダニスコジャパン(株)学術・技術担当最高顧問)
17 : 00 閉会挨拶 若松 秀俊 ( 日本健康科学学会 第 2 3 回学術大会長 )