日本健康科学学会シンポジウムのご案内

日本健康科学学会
会長  信川 益明



 この度、日本健康科学学会では、『シンポジウム 安全で安心できる健康食品とは〜サプリメントの理解と適切な利用〜』を下記のように開催いたします。

 いわゆる健康食品の情報はテレビ、雑誌等により提供されていますが、科学的根拠、安全性等の情報は不十分であり、不適切な表示や摂取方法等により健康を損なうおそれもあります。現に品質、広告等に対して国民生活センターへの苦情件数も年々増加しています。特に、ダイエット健康食品による健康被害なども生じてきています。

 そこで、サプリメントの活用に焦点を当て、食品の分類と表示、健康補助食品の利用方法、注意点、有効性と安全性、科学的な評価をふまえ、健康維持や生活習慣病の予防などにサプリメントをどのようにとり入れていくか等に関するシンポジウムを開催し、サプリメントについての最新の研究動向等を分りやすく青少年や社会人に普及することを目的としています。

 シンポジウム1「サプリメントのグローバルスタンダードとは〜有用性と適切な利用のために〜」は、人々がサプリメントを理解し適切に利用するために、まず、知っておかなければならないサプリメントの世界標準について、サプリメント事情の日欧米の比較、健康強調表示とその科学的評価などの観点から発表および討議いただきます。

 シンポジウム2「サプリメントとどうつきあうか」は、シンポジウム1を受けて、食品の有用性と安全性の評価をふまえて、健康維持と生活習慣病予防のために、サプリメントをどのようにとり入れていくか、ならびに指導者の養成などの課題について発表および討議いただきます。

 なお、本シンポジウムは、文部科学省科学研究費補助金の交付を受けて行われます。

 プログラムをご参照の上、是非ともご参加下さいますようお願い申し上げます。


日時:平成16年2月7日(土)

場所:東京医科大学病院 臨床講堂 6階 (椅子席320名)

    営団地下鉄丸ノ内線「西新宿駅」(東京医大病院前 出口E5番)より徒歩1分
〒160-0023 新宿区西新宿6-7-1
TEL: 03-3342-6111

参加資料代および懇親会参加費

      ご案内

      プログラム

      事前登録参加申込書 ダウンロード    
*参加申込書等をダウンロードする場合には、Adobe社のAcrobatReaderが必要です。

振込先

主催:日本健康科学学会(実行委員長:信川益明会長)

協賛:社団法人日本栄養士会、日本救急医学会、日本健康・栄養システム学会、財団法人日本健康・栄養食品協会、日本公衆衛生学会、社団法人日本作業療法士会、日本診療情報管理士協会、社団法人日本病院会、日本プライマリ・ケア学会、社団法人病院管理研究協会 (50音順)

問合せ先: 日本健康科学学会シンポジウム事務局

     〒164-0001 東京都中野区中野2-2-3 株式会社へるす出版事業部内
TEL: 03-3384-8037、FAX: 03-3380-8627
E-mail: health-sci@herusu-shuppan.co.jp
URL: http://www.hs.ipu.ac.jp/HS/index.html

※参加申込等の詳細は学会誌「Health Sciences vol.19 No.4」(10月発行)でもお知らせしています。



シンポジウム  安全で安心できる健康食品とは〜サプリメントの理解と適切な利用〜


○プログラム

9:00     受付開始

10:00    開会挨拶 信川 益明(日本健康科学学会会長・シンポジウム実行委員長)

10:00〜12:30  シンポジウム1

  「サプリメントのグローバルスタンダードとは〜有用性と適切な利用のために〜」
司会:信川 益明(日本健康科学学会 会長)

  1. 保健・医療と健康・栄養食品


  2. サプリメント事情:日米欧の比較


  3. 保健機能食品等と健康強調表示


  4. 健康強調表示の科学的評価


    特別発言


14:10〜17:00  シンポジウム2

「サプリメントとどうつきあうか」

司会:名和  肇(日本健康科学学会 常任理事)

  1. 健康維持・疾病の1次予防と食品


  2. 食品の有用性と安全性の評価


  3. 生活習慣病と特定保健用食品


  4. 経口栄養補助成分


  5. 食品保健指導者とその活動

17:00     閉会挨拶 中村 惠子(日本健康科学学会第20回学術大会長)

17:20〜19:00  懇親会