日本健康科学学会シンポジウムのご案内

日本健康科学学会
会長  信川 益明



 この度、日本健康科学学会では、『シンポジウム 健康維持と「健康食品」〜サプリメントとどうつきあうか〜』、を下記のように開催いたします。
 いわゆる健康食品の情報はテレビ、雑誌等により提供されていますが、科学的根拠、安全性等の情報は不十分であり、不適切な表示や摂取方法等により健康を損なう恐れもあります。現に品質、広告等に対して国民生活センターへの苦情件数も年々増加しています。そこで、サプリメントの活用に焦点をあて、食品の分類と表示、健康補助食品の利用方法、注意点を踏まえ、健康維持や生活習慣病の予防などに、どのようにとり入れていくか等に関するシンポジウムを開催し、サプリメントについての最新の研究動向等を分り易く青少年や社会人に普及することを目的としています。
 シンポジウム1「サプリメントのグローバルスタンダードとは〜理解と適切な利用のために〜」は、住民がサプリメントを理解し適切に利用するために、まず、知っておかなければならないサプリメントの世界標準について、健康補助食品とサプリメント事情の日欧米の比較、健康強調表示とその科学的評価などの観点から発表および討議いただきます。
 シンポジウム2「サプリメントとどうつきあうか」は、シンポジウム1を受けて、食品の有用性と安全性の評価を踏まえて、健康維持と生活習慣病予防のために、サプリメントをどのようにとり入れていくか、および指導者の養成などの課題について発表および討議いただきます。
 なお、本シンポジウムは、文部科学省科学研究費補助金の交付を受けて行われます。
 プログラムをご参照の上、是非ともご参加下さいますようお願い申し上げます。


会期:平成15年1月25日(土)

会場:東京医科大学病院 臨床講堂 6階 (椅子席320名)

    営団地下鉄丸ノ内線「西新宿駅」下車 (東京医大病院前)出口E5番より徒歩1分
〒160-0023 新宿区西新宿6-7-1
TEL: 03-3342-6111

主催:日本健康科学学会 (実行委員長:信川益明会長)

協賛:財団法人日本健康・栄養食品協会、日本健康・栄養システム学会、日本救急医学会、日本医療情報学会、日本プライマリ・ケア学会、日本公衆衛生学会、日本診療録管理学会、社団法人日本栄養士会、社団法人日本病院会、東京都病院協会、社団法人東京都医師会、ほか(予定を含む)

参加申込

      参加申込方法

      参加申込用紙ダウンロード    
*申し込み用紙をダウンロードする場合には、Adobe社のAcrobatReaderが必要です。

参加資料代

日本健康科学学会会員 2,000円 「テキスト(150〜200頁を予定)」配付
一般・協賛団体会員 3,000円 「テキスト(150〜200頁を予定)」及び「シンポジウム特集号(Health Sciences Vol.19, No.1)」配付
学 生 1,000円 「テキスト(150〜200頁を予定)」及び「シンポジウム特集号(Health Sciences Vol.19, No.1)」配付

懇親会費:5,000円

問合せ先: 日本健康科学学会シンポジウム事務局

     〒164-0001 東京都中野区中野2-2-3 株式会社へるす出版事業部内
TEL: 03-3384-8037  FAX: 03-3380-8627
E-mail: health-sci@herusu-shuppan.co.jp
URL: http://www.hs.ipu.ac.jp/HS/index.html



シンポジウム  健康維持と「健康食品」〜サプリメントとどうつきあうか〜


○プログラム

9:30     受付開始

10:00    開会挨拶 信川 益明(日本健康科学学会会長・シンポジウム実行委員長)

10:00〜12:30  シンポジウム1

  「サプリメントのグローバルスタンダードとは〜理解と適切な利用のために〜」
司会:信川 益明(日本健康科学学会会長)

  1. 保健・医療と健康・栄養食品


  2. 健康補助食品とサプリメント事情:日米欧の比較


  3. 保健機能食品等と健康強調表示


  4. 健康強調表示 health claim の科学的評価

14:10〜17:00  シンポジウム2

「サプリメントとどうつきあうか」

司会:鈴木 正成(日本健康科学学会副会長)

  1. 健康維持・疾病の1次予防と食品


  2. 食品の有用性と安全性の評価


  3. 生活習慣病と特定保健用食品


  4. 食品保健指導者と養成講習会

17:00     閉会挨拶 名和  肇(日本健康科学学会常任理事・企画担当)

17:20〜19:00  懇親会